【10月13日 People’s Daily】中国国務院新聞(報道)弁公室は9月18日、「中国軍の国連平和維持活動(PKO)参加30年」白書を発表した。白書は中国軍が国連PKOに参加してから30年間の輝かしい歩みを回顧するとともに、習近平(Xi Jinping)国家主席が国連PKOサミットで表明した約束を履行したことを示すものだ。同時に、世界の平和を維持するにあたっての中国軍の理念と行動を紹介し、中国軍が平和の軍、正義の軍、文明の軍であり、人類運命共同体の構築に貢献する確固たる原動力であることを明示した。

 習主席が述べているように、「平和は人類共通の望みであり、崇高な目標だ。国連PKOは平和のために生まれ、世界の平和と安全を維持する重要な手段になった」。1948年に始まったPKOの狙いは、紛争国が平和を実現する条件をつくり出すのを支援することにある。国連PKO要員は70年以上にわたり世界で最も困難で危険な地域で貢献し、犠牲になってきた。

 中国軍は国連PKOの重要な原動力だった。中国軍は1990年4月、国連休戦監視機構(UNTSO)に5人の軍事監視要員を派遣し、国連PKOの歩みを開始した。その後、工兵分隊や医療分隊、運輸分隊、ヘリコプター分隊などを派遣、中国のPKO要員はカンボジアやコンゴ民主共和国、リベリア、スーダン、レバノン、キプロス、南スーダン、マリ、中央アフリカなど20数か国・地域に足跡を残した。

 この30年来、中国のPKO要員は25の国連PKOに参加、延べ4万人余りが派遣された。この中で16人の中国人将兵が尊い命をささげた。中国は積極的に国連PKOに参加しており、PKO予算の分担率は国連内で第2位、PKO要員派遣数は安保理常任理事国でトップになっている。

 アトゥール・カレ(Atul Khare)国連事務次長は「中国は国連PKOで独特で重要な役割を果たしてきた。中国のような国の支持がなければ、国連PKOは今日のような成果を収めることはできなかった」と強調した。

 今年は中国人民の抗日戦争と世界の反ファシズム戦争の勝利75周年にあたり、国連発足75周年でもある。このような年に、国連PKOでの中国の非凡な歩みを振り返るとともに、中国が終始、世界平和の建設者だったことを明示することになった。平和は勝ち取り、そして維持しなければならない。中国は平和を愛するすべての国々と手を携えて努力し、平和と正義の光が世界の隅々を照らすことを望んでいる。(c)People's Daily/AFPBB News