【10月12日 AFP】タイの首都バンコク郊外で11日、バスが列車と衝突し、バスの乗客ら少なくとも18人が死亡、重体4人を含む40人以上が負傷した。

 地元警察によると、事故は午前8時(日本時間同日午前10時)ごろ発生。バスはバンコクから車で2時間ほどの距離のチャチェンサオ(Cha Choeng Sao)県の寺院へ向かっていた。

 救助隊が公開した画像や映像には、曲がった車体の金属片のほか、車両脇に横たわる人々や散乱した荷物が捉えられている。

 また、横転したバスの天井は車体から外れ、車体を移動させるためにクレーンが用意された。

 法律の不備などによりタイでは重大な死亡事故が頻発しており、世界保健機関(WHO)が2018年に公開した報告書によると、タイの交通事故死亡率は世界で2番目に高かった。

 映像は11日撮影。(c)AFP