【10月11日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)は10日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ4では、ドイツがアウェーでウクライナを2-1で下し初勝利を挙げたが、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督はもっと得点するべきだったと不満を漏らした。

 前半にDFマティアス・ギンター(Matthias Ginter)のゴールで先制したドイツは、その後相手GKのミスからレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)が追加点を挙げると、ウクライナの反撃をルスラン・マリノフスキー(Ruslan Malinovskyi)のPKによる1点のみにとどめた。

 レーブ監督は敵地での勝利に「満足」しているものの、「相手の得点の前に3点か4点決めておくべきだった」と話した。「いくつかの局面でボールを相手に簡単に渡してしまった」

 また、DFニクラス・ズーレ(Niklas Suele)が与えたPKについて指揮官は、「不必要だった。われわれはウクライナに得点チャンスをほとんど与えていなかったのだから」と嘆いた。

 初戦でスペイン、第2節でスイスと引き分けたドイツは、7日の親善試合でもトルコと3-3で引き分けていたが、大会初勝利によりスペインに次ぐグループ2位に浮上した。

 13日にホームのケルン(Cologne)で行われるスイス戦はより厳しい戦いが見込まれているため、ドイツはボール保持率75パーセントを記録するなど力の劣るウクライナからもっとゴールを奪っておくべきだった。

 先制点をマークしたギンターは、「勝利することが重要だったが、3-0にするチャンスを逸してしまった。自分たちのベストゲームではなかった」と認めた。(c)AFP