【10月10日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2020)は9日、第7ステージ(マテーラからブリンディシ、143キロメートル)が行われ、大会史上最速の平均時速51.234キロを記録したグルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)が今大会3勝目を挙げた。

 デマールは、最後の直線でボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)とチーム・サンウェブ(Team Sunweb)のマイケル・マシューズ(Michael Matthews、オーストラリア)とのスプリント勝負を制し、ポイント賞首位も維持した。

 総合順位ではドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)がトップを保っている。

 デマールの平均速度は、2012年大会の第18ステージでアンドレア・グアルディーニ(Andrea Guardini、イタリア)がマークした49.429キロの記録を更新。ステージ優勝は接戦となった6日の第4ステージ、そして上りスプリントを制した前日の第6ステージに続き、4日間で3度目となった。(c)AFP