【10月10日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship 2020)は9日、米ペンシルベニア州ニュートンスクエア(Newton Square)のアロニミンク・ゴルフクラブ(Aronimink Golf Club、パー70)で2日目が行われ、韓国のキム・セイヨン(Sei Young Kim)が上がり6ホールで5バーディーを記録するなどし、通算4アンダーで単独首位に浮上した。

 メジャー初制覇を狙う27歳のキムはこの日、フロントナインを大会記録の「29」で回るなど5アンダー「65」を記録し、カルロタ・シガンダ(Carlota Ciganda、スペイン)、アンナ・ノードクイスト(Anna Nordqvist、スウェーデン)、米国勢のダニエル・カン(Danielle Kang)、ジェニファー・カプチョ(Jennifer Kupcho)を1打差の2位タイに抑えた。

 なお、世界ランキング2位のネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は背中を痛めて初日で大会を去っており、2日目は李美林(Lee Mi-Rim、イ・ミリム、韓国)もけがのため9番を終えたところで棄権している。

 日本勢では、畑岡奈紗(Nasa Hataoka)が通算1オーバーの19位タイ、河本結(Yui Kawamoto)が同2オーバーの24位タイ、渋野日向子(Hinako Shibuno)が同5オーバーの46位タイ、野村敏京(Haru Nomura)が同6オーバーの62位タイで予選を通過している。(c)AFP