【10月11日 Xinhua News】中国と中央アジアを結ぶ国際貨物列車「中亜班列」で中国に運ばれたコンテナ21本を積んだコンテナ船が6日、広東省広州港南沙港区から出港、インドネシアに向かった。中国の港湾大手、広州港集団が明らかにした。シーアンドレール輸送により、「中央アジア-広州市-東南アジア」の新たな物流ルートが開通し、「一帯一路」沿線国・地域により多くの国際物流サービスを提供できるようになった。

 積載された貨物は重さ1113トン、約12万8千ドル(1ドル=約106円)相当の、ウズベキスタンから輸入されたカリ肥料だった。

 同港区は、中国で経済が発達した粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)の中心部に位置し、鉄道、高速道路、内陸河川など立体的交通ネットワークとシームレスに接続でき、中国華南地域の複合輸送物流ターミナル港になっている。(c)Xinhua News/AFPBB News