【10月11日 Xinhua News】中国国慶節連休(1~8日)の1~7日までの全国映画興行収入は約36億9600万元(1元=約16円)で、国慶節興行としてこれまでの2位に入る好成績だった。関係部門が8日に発表したデータで明らかになった。

 オムニバスドラマ「我和我的家郷」(17億2600万元)、アニメ作品の「姜子牙」(13億2400万元)、中国女子バレーボールの歴史を扱った「奪冠」(6億1千万元)が上位を占めた。

 7日間の全国興行収入は、2017年の24億1200万元、18年の19億900万元を上回り、19年の44億6600万元に次ぐ歴代2位となった。うち、国産映画の割合は99・72%で前年同期と横ばい。入場人数は9298万人だった。

 中国映画プロデューサー協会の明振江(Ming Zhenjiang)理事長は、国慶節連休が重要な上映時期となっており、映画館で映画を見るのは国慶節や中秋節の新しい習慣になっていると分析。今年の国慶節連休の映画は半年にわたって抑えられてきた映画鑑賞に対するニーズに応え、映画市場のより順調な回復に弾みを付けていると述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News