【10月8日 AFP】20MLBは7日、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)は6-5でサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)を下し、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 ドジャースは先発のクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)が6回を投げて6安打3失点。無四球で6三振を奪って今プレーオフ2勝目を挙げた。打ってはコーリー・シーガー(Corey Seager)が2点適時二塁打を含む3安打、マックス・マンシー(Max Muncy)も2安打2打点を記録すると、コディ・ベリンジャー(Cody Bellinger)には一発が出た。

 パドレスは6回にマニー・マチャド(Manny Machado)とエリック・ホズマー(Eric Hosmer)が連続本塁打を放つと、7回にはリードを奪うかに思われた。走者を二塁に置いてフェルナンド・タティス・ジュニア(Fernando Tatis Jr.)の高く上がった打球が中堅に飛んだが、これをジャンプしたベリンジャーが外野フェンスの奥に手を伸ばしながら捕球し、ドジャースはピンチをしのいだ。

 その後パドレスは9回にドジャース守護神のケンリー・ジャンセン(Kenley Jansen)から2点を奪うと、継投したジョー・ケリー(Joe Kelly)からさらに満塁のチャンスをつくったが、ホズマーが内野ゴロに打ち取られて試合終了を迎えた。

 同シリーズのもう1試合ではアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)が2-0でマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)を下し、こちらも2連勝を飾った。

 ダンズビー・スワンソン(Dansby Swanson)とトラビス・ダーノー(Travis d'Arnaud)にソロアーチが飛び出したブレーブスは、8日の一戦で3連勝を飾れば勝ち上がりが決まる。(c)AFP