【10月7日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2020)は6日、第4ステージ(カターニアからビッラフランカティッレーナ、140キロメートル)が行われ、グルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)がスプリント勝負後の写真判定の末、ステージ優勝を飾った。

 イタリア本土へ向かう前のシチリア(Sicilia)島最後のステージで、デマールはボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のダヴィデ・バレリーニ(Davide Ballerini、イタリア)との激しい争いをわずかに制し、トップでフィニッシュラインを切った。

 29歳のデマールは、4回出場しているジロで2019年の初勝利に続くステージ2勝目。今季の11勝を含め、キャリア通算では72勝を挙げている。

 総合順位では、ドゥクーニンク・クイックステップのジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)が中間スプリントでEFプロサイクリング(EF Pro Cycling)のホナタン・カイセド(Jonathan Caicedo、エクアドル)を抑え、2秒のボーナスタイムを獲得したことでマリアローザ(ピンクジャージー)を守っている。(c)AFP