【10月7日 AFP】「アカウントは凍結されました──ツイッター(Twitter)は、本アカウントがツイッタールールに違反していると判断し凍結しました」。1週間以上前、このメッセージが表示されたのは、スイス連邦通信庁(OFCOM)の公式アカウントだ。同庁は6日、事前に何の連絡も説明もなかったとして遺憾の意を表明した。

 スイスのメディア、通信、郵便を監督する通信庁によると、「9月28日以降、ツイッターの公式アカウントに投稿できない」状態が続いている。公用語のドイツ語、フランス語、イタリア語に英語を加えた全てのアカウントが凍結されているという。

 通信庁はあらゆる手を尽くして問題の解決に当たっているが、「情報提供の要請に対し、現時点までツイッターからは何の返答もない」という。同庁では「不可抗力による事態」に遺憾と謝罪の意を表し、公式サイトとプレスリリースを通じて情報発信は引き続き行っていくと述べた。

 ツイッター側はAFPの取材申し込みにも応じておらず、通信庁の公式アカウントはグリニッジ標準時(GMT)6日午後3時(日本時間7日午前0時)時点で凍結されたままとなっている。(c)AFP