【10月6日 Xinhua News】中国の上海空港辺境検査ステーションは4日、上海浦東国際空港第1、第2ターミナルの出入国検査エリアに、空港職員専用のセルフ通路15本を開設したと明らかにした。制限エリアへの職員の移動を効率化することで、常態化した新型コロナウイルス対策を継続し、来月同市で開催される第3回中国国際輸入博覧会に向けたサービス向上を図る。

 同空港ではこれまで、職員が制限エリアへ移動する際、通行証などのスキャンで有効性を確認した後に公安職員が本人照合などの検査を行っていた。

 今回開設されたセルフ通路では、高精度の顔認識と高感度追跡アラートシステムが導入され、証明書の確認と本人照合を同時に済ませることができる。空港職員の制限エリアへの移動効率を大幅に向上させるとともに、非接触型の安全かつ迅速な検査と制限エリアで勤務する職員の正確な検査と管理を実現した。(c)Xinhua News/AFPBB News