【10月5日 AFP】仏パリで開催されたパリ・ファッションウィーク(Paris Fashion Week)で9月30日、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)氏が手掛ける「ケンゾー(KENZO)」が、21年春夏コレクションを発表した。

「ケンゾー」創業者の高田賢三(Kenzo Takada)氏は4日、パリで死去した。高田氏は「ケンゾー」を高級ブランド企業グループの仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンに売却し、その6年後の1999年にファッション界から引退している。

 今年は高田氏がパリで最初のコレクションを発表してから50年の節目だった。

「ケンゾー」は「今日、彼の楽観主義や人生への熱意、寛大さは、ブランドの柱であり続けています。大変惜しまれる(死である)とともに、彼は記憶に残り続けるでしょう」とツイッター(Twitter)に投稿している。(c)AFP