【10月5日 AFP】(更新)新型コロナウイルスの治療を受けているドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領(74)の医療チームは4日、トランプ氏の容体について「改善を続けている」と発表した。トランプ氏は米首都ワシントン近くの病院で治療を受けているが、早ければ5日にも退院できる可能性があるという。

 医療チームによると、トランプ氏の血中酸素濃度はここ数日で2度、一時的に低下した。トランプ氏は現在ステロイドを使った治療を受けている。

 それでも医療チームはトランプ氏の容体と今後の見通しについて楽観的な見方を示した。

 トランプ氏の専属医を務めるショーン・コンリー(Sean Conley)医師は「前に話してから大統領は改善を続けている。どの病気でもそうであるように、(治療の)過程で頻繁に浮き沈みがある」と話した。コンリー医師によると、トランプ氏は血中酸素濃度が懸念されるほど低下し、病状が「急速に進行」したことを受け、2日、ウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)に空路で向かった。トランプ氏は医療センターに入る前、ホワイトハウス(White House)で酸素吸入を受けたという。

 医療チームのブライアン・ガリバルディ(Brian Garibaldi)医師によれば、トランプ氏は「起き上がって動き回れる状態」にあり、体調も良好だという。ガリバルディ医師は「われわれのきょうの計画は、彼(トランプ氏)に食べたり飲んだりしてもらうこと、またできるだけベッドから起き上がってもらい、動き回ってもらうことだ」と説明。その上で、「もし彼があすも、きょうと同じくらい元気そうに見え、本人の体調も良好であれば、早ければあすにも退院し、ホワイトハウスで治療を続けられることを期待している」と述べた。

 トランプ氏は3日夜、ツイッター(Twitter)に動画を投稿。襟の開いたシャツと青色のスーツのジャケットを着てリラックスした様子で視聴者に向けて「すぐ戻る」と語りかけた。ただ、重要な今後数日間については「本当のテスト」になるとの認識を示した。(c)AFP