【10月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は102万4093人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3435万4350人の感染が確認され、少なくとも2373万3500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 1日には世界全体で新たに5628人の死亡と32万4076人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1095人。次いで米国(949人)、ブラジル(728人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万7816人が死亡、727万9065人が感染し、少なくとも284万688人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万4680人、感染者数は484万7092人。以降はインド(死者9万9773人、感染者639万1068人)、メキシコ(死者7万8078人、感染者74万8315人)、英国(死者4万2202人、感染者46万178人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの99人。次いでベルギー(86人)、ボリビア(69人)、スペイン(68人)、ブラジル(68人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5424人、回復者数は8万601人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が34万9179人(感染947万515人)、欧州が23万3653人(感染557万9419人)、米国・カナダが21万7165人(感染743万9330人)、アジアが14万804人(感染832万5540人)、中東が4万6221人(感染201万5111人)、アフリカが3万6096人(感染149万2640人)、オセアニアが975人(感染3万1799人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP