【10月2日 AFP】新型コロナウイルス検査で2日、陽性反応が出たドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、数か月にわたり新型コロナウイルスの深刻さを軽視し、マスクの着用を拒否し、全米中に新型コロナウイルスが広がる中、大規模な選挙集会を開催してきた。

 新型コロナウイルスに関するトランプ氏の注目すべき、そして興味深い発言をまとめた。

■1月22日

「われわれは完全に(新型コロナウイルスを)制御できている。中国から1人入国しただけだ。何も問題ない」

■2月7日

「ひどいインフルエンザより致命的だ…これは致命的なやつだ」。米ジャーナリスト、ボブ・ウッドワード(Bob Woodward)氏に向かってこう述べたことが、9月9日に発売されたウッドワード氏の新著で分かった。

■2月26日

「これはインフルエンザだ。インフルエンザのようなものだ」

■2月27日

「そのうち消えるだろう。ある日、奇跡のように消えるだろう」

■3月6日

 治療法に関する科学研究について。「こういうものは好きだ。私が理解していることにみんな驚く…医者は全員『なぜ、そんなに知っているのですか』と言う。生まれつきの才能なのかもしれない。大統領になる代わりに、こっちをやればよかったかもしれない」

■3月11日

「ウイルスに勝ち目はない。米国以上に準備していて、回復力がある国はない」

■3月14日

 自らの新型コロナウイルス対応について。「私なら10点満点を付ける」

■3月17日

「ずっとこれは本物だと分かっていた。パンデミック(世界的な大流行)と呼ばれるずっと前からパンデミックだと感じていた…常にこれは非常に深刻だとみていた」

■3月22日

「正直言うと、私は中国に少し腹を立てている」

■4月3日

「気分は良い。大統領執務室(Oval Office)で、あの美しいレゾリュート・デスク(Resolute Desk)、偉大なレゾリュート・デスクに座っていながら、着けるのは嫌なんだ。他国の大統領や首相、独裁者や国王、女王にマスクを着けて会うのは、何というか、自分は違うと思う。単に着けたくない。そのうち気が変わるかもしれない」