【10月2日 AFP】20MLBは1日、ナ・リーグのワイルドカードシリーズ(3回戦制)が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)は3-0でミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)を下し、2連勝で地区シリーズ進出を決めた。

 本拠地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)で行われたこの日の一戦で、ドジャースは先発マウンドに上がったエースのクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)が8回を投げ、ポストシーズンでは自己最多タイの13奪三振に加え、3安打1四球の好投で相手打線を圧倒した。8回には一塁走者のルイス・ウリアス(Luis Urias)をけん制死に仕留める場面もあった。

 打線ではムーキー・ベッツ(Mookie Betts)が2点二塁打を放ち、チームの勝利に貢献。地区シリーズでは、サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)とセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)の勝者と対戦する。

 この日行われたパドレス対カージナルスの第2戦では、パドレスが後半に逆転して11-9で勝利し、決着を2日に行われる最終戦に持ち越した。

 ナ・リーグではその他、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)が8回にマーセル・オズナ(Marcell Ozuna)とアダム・デュバル(Adam Duvall)がそれぞれ2点本塁打を放つなどして、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)に5-0で完封勝利を収めた。

 これでシリーズ戦績2勝0敗で勝ち抜けたブレーブスは、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)対マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)の勝者と対戦する地区シリーズの切符を手に入れた。

 ブレーブスがポストシーズン1回戦を突破するのは、2001年シーズンの地区シリーズでヒューストン・アストロズ(Houston Astros)を退けて以来となる。

 一方、ア・リーグのワイルドカードシリーズでは、オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)が6-4でシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)との接戦を制し、シリーズ2勝1敗でプレーオフでは2006年以来の勝ち上がりを決めた。地区シリーズではアストロズと対戦する。(c)AFP