【10月2日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は2日、シリアのイスラム過激派がトルコを経由してアゼルバイジャン入りしていると同氏が主張している問題について、トルコに説明を求め、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の一員であるトルコの行動に立ち向かうよう全加盟国に呼び掛けた。

 マクロン氏は欧州連合(EU)首脳との会合後、「越えてはならない一線を越えている。容認できない」「NATO加盟国の一員(トルコ)のこうした行動に立ち向かうようすべての加盟国に求める」「フランスの対応は、この点についての説明をトルコに求めることだ」と述べた。

 マクロン氏によると、シリア北部アレッポ(Aleppo)から、トルコ・ガジアンテプ(Gaziantep)を経由して、シリアの「イスラム過激派」300人がアゼルバイジャン入りしたことが情報報告によって示されたという。(c)AFP