【10月2日 AFP】国際スケート連盟(ISU)は1日、中国・北京で12月10日から13日に予定されていたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルについて、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に延期もしくは中止にすると発表した。

 2022年に開催される北京冬季五輪と同じリンクを使用するはずだった今年のGPファイナルに関して、ISUは各国の渡航制限や隔離措置によって強豪選手のエントリーが難しい見通しであるとの見解を示した。

 連盟の公式サイトでは、「2020-21シーズンの続行、とりわけ重要な五輪のテスト大会などの日程の見直しを検討している」「現在進行中である新型コロナウイルスの大流行と、それが出場選手や大会主催者に与える影響を踏まえ、ISU理事会は一部の大会について中止または延期にすることを決定した」と説明された。

 12月18日から20日に行われる予定だったショートラックW杯の北京大会も延期されている。(c)AFP