【10月2日 Xinhua News】中国企業連合会と中国企業家協会は9月28日、昨年の年間売上高に基づく企業番付「中国企業500強」を発表した。500社のうち売上高が1兆元（1元＝約15円）を超えたのは上位8社、1千億元以上は217社に上った。ランキング入りの最低ラインとなる500位の企業の売上高は359億6100万元と、18年連続で増えた。

　合併・買収（M＆A）の件数は前年から72件増えて1072件となり、2年連続の増加となった。500社合計の研究開発費投入額は前年比17・0％増の1兆754億600万元。平均研究開発集約度（研究開発費の対売上高比率）は前年比0・01ポイント上昇の1・61％となり、過去最高を更新した。

　業種別では、通信機器製造業が研究開発集約度、1人当たり研究開発費、平均研究開発費で首位を占めた。地域別では、広東省（Guangdong）の地域研究開発集約度が最も高かった。

　上位500社合わせて国際標準7571件の策定に参画、件数は3年連続で増加した。うち通信機器製造業が5354件を占め、最多となった。2位は電気通信サービス業。家電製造業が従来型製造業として唯一、上位5位に入った。

　中国企業500強の上位10社は次の通り。（企業名、売上高、業種）

　1、中国石油化工集団（シノペック・グループ）、2兆8118億元、石油

　2、国家電網、2兆6522億元、電力

　3、中国石油天然気集団（CNPC）、2兆6192億元、石油

　4、中国建築、1兆4198億元、建築

　5、中国工商銀行、1兆3014億元、銀行

　6、中国平安保険（集団）、1兆1689億元、生保

　7、中国建設銀行、1兆688億元、銀行

　8、中国農業銀行、1兆177億元、銀行

　9、中国銀行、9324億元、銀行

　10、中国人寿保険（集団）、9067億元、生保
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