【10月2日 Xinhua News】中国国有航空機メーカーの中国航空工業集団(AVIC)は9月28日、国産の高原型無人ヘリAR-500Cが四川省(Sichuan)の稲城亜丁(とうじょうあてい)空港で標高4411メートルという国産無人ヘリの離着陸高度の新記録を樹立し、国土全域を飛行できる能力がほぼ備わったことを明らかにした。

 同省カンゼ・チベット族自治州稲城県にある同空港は、青海チベット高原の東部、横断山脈の中腹に位置し、民間空港の中では世界で最も標高が高い場所にある。AR-500Cは今回の飛行試験で、空気が希薄で昼夜の気温差が激しく、天気が変わりやすいといった課題を克服し、その性能を実証した。(c)Xinhua News/AFPBB News