【10月1日 Xinhua News】中国海南省(Hainan)海口市(Haikou)で9月27日から30日まで、2020世界新エネルギー車(NEV)大会が開催された。大会ではNEVの持続可能で健全な発展に焦点を当て、電動化・スマート化・共有化の融合発展や技術革新などのテーマを巡り研究討論が行われた。

 日本の日産自動車の中畔邦雄執行役副社長は「NEVの持続可能な発展と国際的開放協力」大会にビデオ会議方式で参加し「日産の電動化戦略」と題した講演を行った。

 中畔氏は、日産が現在リユース電池の蓄積エネルギー利用と人工知能(AI)によるエネルギー管理をキーテクノロジーとした都市のエネルギー調節システムの開発を進めていると説明。これらの技術は日本国内だけでなく、中国など他市場でも応用が可能との考えを示し、中国の電気自動車の国家戦略は長期的ビジョンを持った決定であり、日産は新時代のテクノロジーの門戸を開き、中国におけるEVの普及発展にさらに貢献していくと述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News