【10月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9月30日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は101万2093人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3371万9740人の感染が確認され、少なくとも2324万9700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 29日には世界全体で新たに5653人の死亡と28万8127人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1179人。次いで米国(871人)、ブラジル(863人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万6005人が死亡、719万1349人が感染し、少なくとも281万3305人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万2921人、感染者数は477万7522人。以降はインド(死者9万7497人、感染者622万5763人)、メキシコ(死者7万7163人、感染者73万8163人)、英国(死者4万2072人、感染者44万6156人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの98人。次いでベルギー(86人)、ボリビア(68人)、スペイン(68人)、ブラジル(67人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5384人、回復者数は8万566人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が34万4986人(感染932万4712人)、欧州が23万1951人(感染544万587人)、米国・カナダが21万5330人(感染734万8038人)、アジアが13万8029人(感染813万3468人)、中東が4万5157人(感染196万6061人)、アフリカが3万5670人(感染147万5239人)、オセアニアが970人(感染3万1637人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP