【9月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は29日、ポルトガル1部リーグのベンフィカ(Benfica)からDFルベン・ジアス(Ruben Dias)を獲得したと発表した。契約期間は6年間。

 ベンフィカは27日、6800万ユーロ(約84億円)の移籍金に、最大360万ユーロ(約4億4000万円)になるボーナスを加えた額で同国代表のジアスを売却することに合意し、シティからはDFニコラス・オタメンディ(Nicolas Otamendi)が1500万ユーロ(約18億円)で加わると明かしていた。

 ポルトガル代表として19試合に出場しているジアスは、シティの発表文の中で「マンチェスター・シティのようなクラブに加入することは僕にとって素晴らしい機会であり、断ることはできなかった」と記した。

「これだけのタレントがいるチームの一員になり、僕みたいな若手選手を成長させることに定評のあるペップ(ジョゼップ)・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督のような世界的指導者の下でプレーできるのはとても楽しみ」

 DFナタン・アケ(Nathan Ake)とFWフェラン・トーレス(Ferran Torres)に続き、ジアスはシティが今夏に獲得した3人目の補強選手となる。

 シティは、27日に行われたホームでのレスター・シティ(Leicester City)戦に2-5と大敗。グアルディオラ監督の傑出した指導者キャリアの中でも1試合5失点は初めてのことで、ここ数年で悩まされているディフェンス面の課題を克服するためにも、最終ラインのさらなる強化の必要性は明白となっていた。(c)AFP/Kieran CANNING