【9月30日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2020)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第13シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は6-7(5-7)、6-7(4-7)、7-5、6-4、6-3でサム・クエリー(Sam Querrey、米国)を下し、2回戦進出を決めた。

 2日前にハンブルク・ヨーロピアン・オープン(Hamburg European Open 2020)で優勝を飾ったルブレフは、2セットを先取され第3セットも3-5とされたところからの大逆転勝利を飾った。

 これまで全仏本戦での勝利はなかったルブレフは「きょうの自分の姿勢はひどいものだったし、変える必要がある」と振り返った。

 一方、そのハンブルク・オープンでルブレフに敗れて準優勝に終わった第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)も、4-6、2-6、6-1、6-4、6-4とフルセットを要してハウメ・ムナル(Jaume Munar、スペイン)に勝利した。

 54本のウイナーをたたきこんだチチパスは「こんな試合は今までに経験したことがない」と、自身初となった2セットダウンからの勝利を振り返っている。

 また上位シード勢では、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)が6-3、6-1、6-3でバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil、カナダ)に、第9シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)が6-2、7-5、5-7、6-3でジル・シモン(Gilles Simon、フランス)にそれぞれ勝利している。(c)AFP