【9月29日 Xinhua News】中国上海市でこのほど、中日両国のイノベーション企業による交流会が会場とオンラインを組み合わせた形で開かれ、ブロックチェーンや新エネルギー車(NEV)、バイオ医薬に関するテーマを中心に議論が行われた。

 交流会の中国側主催者、上海市外国投資促進センターによると、現時点で上海に地域本部を置く外資系グローバル企業約750社と研究開発センターを置く470社の中で、日系企業が占める割合は約12%。同市の対日輸出額は同市輸出総額の10%前後、日本からの輸入額は同市輸入総額の12%をそれぞれ占める。ブロックチェーンを基礎としたソフトウエア産業やNEV、バイオ医薬が最も潜在力のある協力分野となっている。

 交流会には、多くの日本の機関・企業が東京や札幌、福岡などの会場からインターネットを通じて参加した。会議の日本側主催者、日中経済協会は、イノベーション起業分野の協力がここ数年の日中企業の協力の新たな特色となっており、日中協力のトレンドをけん引していると紹介した。(c)Xinhua News/AFPBB News