【9月28日 AFP】20-21スペイン1部リーグは27日、第3節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は新加入のルイス・スアレス(Luis Suarez)が約20分間の出場で2得点1アシストを記録するなどし、6-1でグラナダ(Granada CF)を退けてリーグ初戦を白星で飾った。

 スアレスは途中出場から2分後にマルコス・ジョレンテ(Marcos Llorente)のゴールをお膳立てすると、その後ファーポストから力強いヘディングでゴールを決め、さらにはアディショナルタイムに自分のシュートのこぼれ球を押し込みチーム6点目を挙げた。

 スアレスは試合後「時には選手として変化が重要になる」「目を見張るような歓迎をしてくれたクラブにやってきた。それは雰囲気にも表れていて、最初から良い印象を与えてくれた。それがピッチ上でも表れている」

 先制点を挙げたジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)は試合後、「素晴らしいね。一人はかみついて、一人は殴りかかるんだ」と語った。

 スアレスとの交代でピッチを退いたコスタは、自身の今後について疑問を投げかけている。

「自分の今後に関してはクラブ次第だ。クラブや監督とも話している。はっきりしていることは、ここにいるのであれば、戦うということだ」「クラブが退団の可能性を考えているなら、それを受け入れるつもりだ。重荷にはなりたくない」

 アトレティコではそのほかにアンヘル・コレア(Angel Correa)、そしてこの試合で最高のプレーを見せたジョアン・フェリックス(Joao Felix)が得点し、スアレス出場の前に試合を決定付けた。(c)AFP