【9月28日 AFP】(更新)全仏オープンテニス(French Open 2020)は27日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が6-4、6-0で世界ランキング70位のサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)に快勝し、2回戦へ駒を進めた。

 2018年大会覇者で現在世界2位のハレプは、屋根が閉じたコート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)で第1セット2-4と追いかける展開となったが、そこから10ゲームを連取して勝利を収めた。

 この日が29歳の誕生日だったハレプは、「きょう勝つことができて最高のプレゼントになった」とコメント。次戦は同胞のイリーナ・カメリア・ベグ(Irina-Camelia Begu)と対戦する。

 その他の試合では、第9シードで前年4強のジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)が41本のアンフォーストエラーを犯すなどし、16歳の新鋭コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)に3-6、3-6で敗れ初戦敗退となった。

 全仏オープンではジュニアの部で2年前に優勝した経験を持つものの、これが本戦デビューだったガウフは12本のダブルフォールトを記録したが、快勝を飾って2回戦に勝ち進んでいる。

 また、40歳のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は4-6、4-6でアンナ・カロリーナ・シュミドローバ(Anna Karolina Schmiedlova、スロバキア)に敗れた。四大大会(グランドスラム)で5年ぶりの白星を挙げたシュミドローバは次戦、第10シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と対戦する。(c)AFP