【9月28日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは27日、第3節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はレスター・シティ(Leicester City)に2-5で黒星。ジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)にハットトリックを決められるなどし、ホームで敗れたシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、チームは平常心を失っていたと認めた。

 リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)が強烈なシュートを突き刺し、わずか4分で先制したシティだったが、この試合でこれ以上良くなることはなく、バーディーのスピードと動きによってもろい守備は崩壊した。

 前半終了前、カイル・ウォーカー(Kyle Walker)に倒され得たPKを自ら決めたバーディーは、後半にも鮮やかなフィニッシュで追加点をマーク。さらにその後、ペナルティーエリア内でエリック・ガルシア(Eric Garcia)からファウルを受け、再びPKを成功させた。

 ジェームズ・マディソン(James Maddison)に華麗なゴールを決められた後、シティはナタン・アケ(Nathan Ake)の移籍後初ゴールで1点を返したものの、ユーリ・ティーレマンス(Youri Tielemans)に5点目となるPKを決められた。

 シティに大勝したレスターが開幕3連勝とした一方で、グアルディオラ監督体制では、0-4で敗れた2017年のエバートン(Everton)戦の後、リーグ戦で最も屈辱的な黒星を喫したシティとしては打撃となった。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、シティを率いてきたグアルディオラ監督にとって、公式戦での5失点は686試合目の指揮にしてこれが初となる。

 グアルディオラ監督は「2点目と3点目を決めようと、自分たちに余計なプレッシャーをかけてしまったことが問題だったと思う」とコメントした。「レスターはプレーする気がなく、ただ守ってカウンターを仕掛けた。そうした状況ではより冷静でいなければならない」 (c)AFP