【9月27日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は26日、第2節が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は敵地でFCアウクスブルク(FC Augsburg)に0-2で敗れた。

 王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が27日にホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)戦を控える中、昨季2位のドルトムントは3-0でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に快勝した開幕節からの勢いに乗ることができず、ボルシアMG戦で2ゴールを挙げた20歳のアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)も不発に終わった。

 今年ドルトムントで21試合18ゴールを記録しているハーランドは、同じくアウェーで行われた1月のアウクスブルク戦でドイツデビューを果たした。この時はベンチから登場して20分間で3点を奪い、途中出場からデビュー戦でハットトリックを達成したリーグ史上初の選手となった。

 しかし、WWKアレナ(WKK Arena)に戻ってきたこの日は一度しかゴールを脅かすことができず、チームもFKからDFフェリックス・ウドゥオカイ(Felix Uduokhai)のヘディングゴールで40分に先制を許すと、54分にはダニエル・カリジウリ(Daniel Caligiuri)に追加点を決められた。

 ドルトムントは3倍のシュートを打ち、支配率も80パーセントと圧倒していた。そうした中での黒星にチームを率いるルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督も「非常にがっかりしている。この負けは受け入れがたい」とコメント。30日に敵地で行われるバイエルンとのドイツ・スーパーカップ(DFL Super Cup 2020)を見据え、「やらなければいけないことは多い」と話した。

「ほぼ完全に試合を支配していた。出だしも良かったが、ボールを持った時に精度に欠き、軽率だった」「アウクスブルクはよく守った。われわれはもっと我慢強く、両サイドから攻めないといけない」

 その他の試合では、ホームのシャルケ04(Schalke04)が1-3でヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に敗れ18戦未勝利となり、ダヴィド・ワグナー(David Wagner)監督は解任の危機にひんしている。

 昨季欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)4強のRBライプツィヒ(RB Leipzig)はエミル・フォースベリ(Emil Forsberg)の見事なゴールで先制したが、ケレム・デミルバイ(Kerem Demirbay)のロングシュートで同点に追いつかれ1-1の引き分けに終わった。

 ボルシアMGはホームでウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)と1-1でドロー。昇格組のアルミニア・ビーレフェルト(Arminia Bielefeld)とVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)は、それぞれケルン(1. FC Cologne)に1-0、マインツ05(Mainz 05)に4-1で勝利した。(c)AFP/Ryland JAMES