【9月27日 AFP】19-20NBAは26日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、レブロン・ジェームズ(LeBron James)がトリプルダブルの活躍を見せたロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は117-107でデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に勝利し、通算4勝1敗でNBAファイナル進出を決めた。

 ジェームズは38得点、16リバウンド、10アシストを記録し、第4クオーターだけで16得点を重ねた。アンソニー・デイビス(Anthony Davis)も27点を決めたレイカーズは、次のラウンド進出に王手をかけて臨んだ試合は、今プレーオフ全勝となっている。

 ファイナル進出は、16回目のトロフィーを掲げた2010年以来32回目となる。そのシーズンはコービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏がファイナルMVPに輝いており、チームはブライアント氏がヘリ事故で死亡した年に、頂点への感動的な歩みを進めている。

 ファイナルでは、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)かマイアミ・ヒート(Miami Heat)のイースタンカンファレンス決勝の勝者と対戦する。こちらはヒートが3勝2敗とリードして27日に第6戦を行う。

 コート上でカンファレンス優勝を喜んだジェームズは「今夜は楽しもうと思っているが、もっと大きな魚がいるのは分かっている」「もっと大きな目標があるのを分かっている」と話した。

 対するナゲッツは、今プレーオフで1勝3敗からの逆転突破を2回果たした史上初めてのチームになっていたが、3回目の奇跡は起こらなかった。ニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)とジェラミ・グラント(Jerami Grant)が20点を決め、ジャマール・マレー(Jamal Murray)もけがで動きが重い中で19得点、8アシストを決めた。(c)AFP