【9月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は99万3438人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3262万2490人の感染が確認され、少なくとも2236万200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 25日には世界全体で新たに9050人の死亡と32万5900人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはアルゼンチンの3901人。次いでインド(1089人)、米国(887人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万3782人が死亡、703万3925人が感染し、少なくとも272万7335人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万537人、感染者数は468万9613人。以降はインド(死者9万3379人、感染者590万3932人)、メキシコ(死者7万5844人、感染者72万858人)、英国(死者4万1936人、感染者42万3236人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの97人。次いでベルギー(86人)、ボリビア(67人)、スペイン(67人)、ブラジル(66人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5337人、回復者数は8万536人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が33万8254人(感染909万5347人)、欧州が22万9335人(感染519万9762人)、米国・カナダが21万3075人(感染718万4066人)、アジアが13万2856人(感染776万2046人)、中東が4万4120人(感染190万2535人)、アフリカが3万4853人(感染144万7328人)、オセアニアが945人(感染3万1410人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP