【9月29日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)ホータン(和田)地区のチラ(策勒)県はウルムチ市(Urumqi)から約千キロ、南北を崑崙山脈とタクラマカン砂漠に挟まれた地域に位置する。同県は長年にわたり水資源の不足と偏在という難題に直面してきたが、貧困脱却に向けた取り組みの一環として、水質改善プロジェクトを継続的に推進。都市と農村の飲用水の安全性を保証している。

 プロジェクトには総額3億元(1元=約15円)余りが投じられ、昨年9月に配水管網の運用が開始された。給水量は1日当たり約3万5千立方メートルで、県中心部と四つの郷・鎮、貧困救済事業による移転者が住む地区の生活用水を賄っている。(c)Xinhua News/AFPBB News