【9月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間25日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は98万4068人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3229万8410人の感染が確認され、少なくとも2214万1000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 24日には世界全体で新たに5730人の死亡と31万2068人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1141人。次いで米国(846人)、ブラジル(831人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万2827人が死亡、697万9937人が感染し、少なくとも271万183人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万9808人、感染者数は465万7702人。以降はインド(死者9万2290人、感染者581万8570人)、メキシコ(死者7万5439人、感染者71万5457人)、英国(死者4万1902人、感染者41万6363人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの97人。次いでベルギー(86人)、スペイン(67人)、ボリビア(67人)、ブラジル(66人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5322人、回復者数は8万522人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が33万2701人(感染902万315人)、欧州が22万8459人(感染512万8975人)、米国・カナダが21万2113人(感染712万8683人)、アジアが13万1533人(感染766万5710人)、中東が4万3622人(感染188万3757人)、アフリカが3万4706人(感染143万9657人)、オセアニアが934人(感染3万1321人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP