【9月25日 AFP】19-20NBAは24日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)はレブロン・ジェームズ(LeBron James)とアンソニー・デイビス(Anthony Davis)が2人合わせて60得点をマークするなどし、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に114-108で勝利。戦績を3勝1敗とし、NBAファイナル進出に王手をかけた。

 米フロリダ州オーランド(Orlando)のバブル環境で行われた一戦で、ジェームズが26得点9リバウンド8アシスト、デイビスは34得点を記録した。カンファレンス1回戦、準決勝ともに5戦目で勝負を決めたレイカーズのファイナル進出を懸けた第5戦は、26日に行われる。

 一方のナゲッツでは、ジャマール・マレー(Jamal Murray)がチーム最多の32得点8アシスト、ジェラミ・グラント(Jerami Grant)が17得点をマークしたが、ニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)は試合の大半でレイカーズに封じ込められ、悔しい16得点に終わった。

 マレーのマークを自ら引き受けたジェームズは、「彼はこのバブル環境の中で最も乗りに乗っている選手の一人」とコメントした。「とても賢く、マークはとても難しい。自分の高さと運動神経を使って力で押して、ゴールのところで勝負した」

 今プレーオフでまたしても追い詰められたナゲッツだが、仮にここからNBAファイナルに進出すれば、3シリーズ連続で1勝3敗の劣勢から逆転で勝ち上がることになる。

 ナゲッツはユタ・ジャズ(Utah Jazz)との1回戦、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)との準決勝でも第4戦を落としたが、そこから歴史的な大逆転を収めた。(c)AFP