【9月25日 Xinhua News】中国北京市で19日、国家文物局の承認を受け、万里の長城の保全・補修拠点が全国で初めて開設された。今後は同市懐柔区にある箭扣(せんこう)長城の修復プロジェクトで培われた経験を基に保全活動を集約し、管理や保護を巡る国際交流の拠点となることを目指す。箭扣長城は万里の長城の最も険しい所の一つで、ハイカーには「野長城」として知られている。

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 北京市は2000年以降、100件近くの長城保全プロジェクトを実施し、計4億7千万元(1元=約15円)を拠出している。(c)Xinhua News/AFPBB News