【9月25日 Xinhua News】中国河北省(Hebei)の滄州経済開発区管理委員会は22日、自動運転「新しい科学技術、新しい文化・観光」活動を開始したことを発表した。これより同省で初めて常時運行される自動運転車観光コースが正式に開通した。

 今回開通した自動運転の文化・観光コースには東ルートと西ルートがある。東ルートは滄州の自動運転、自動車工業、宇宙科学技術などの発展の成果を体験できる科学技術工業観光ルート。西ルートは滄州の歴史や滄州鉄獅子(953年に鋳造された重さ40トンの獅子像)、雑技、武術など多彩な文化と豊かな観光資源に触れる歴史文化・芸術観光ルートとなっている。

 同市では2019年に、京津冀(北京市・天津市・河北省)地域で初となる人を乗せた自動運転車の試験走行用ナンバープレートが30枚発行され、初の区全域での人を乗せた自動運転車の試験走行用道路が開設された。今年5月には同市の市街地に人を乗せた自動運転試験走行用道路が開設され、同市のインテリジェント・コネクテッド・ ビークル(ICV)試験走行用道路網は229キロになった。(c)Xinhua News/AFPBB News