【9月24日 Xinhua News】中国上海税関は22日、上海市崇明(すうめい)区産の大閘蟹(上海ガニ)1・9トンが崇明税関の検査に合格し東京へ空輸されることを明らかにした。今回が今年最初の輸出となる。

 崇明区産の上海ガニは2013年から現在まで8年連続で安全に輸出され、輸出先は中国香港から日本、タイ、マレーシアなどの国と地域へ広がっている。年間輸出量は13年の300キロから19年は57トンへ増加した。

 上海税関によると、輸出用上海ガニの養殖場はすでに標準化管理を実施しており、養殖場の環境、投入品の管理、廃棄物処理、感染症予防や消毒など各段階すべてにおいて、輸出用水産動物登録養殖場の安全衛生基準を満たしているという。また今回の日本への輸出は、上海市が新型コロナウイルスの予防・抑制を徹底し、順調に生産・操業を再開していることの表れでもあると述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News