【9月24日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は23日、FCバルセロナ(FC Barcelona)からFWルイス・スアレス(Luis Suarez)を獲得したと発表した。バルセロナ側は、アトレティコが600万ユーロ(約7億3000万円)の移籍金を支払うことに合意したと明かしている。

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 今夏、ロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督からもはや構想外であると伝えられていたスアレスは同日、涙ながらにバルセロナの練習場を後にしていた。

 2014年にイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)から加入後、スアレスは2014-15シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)制覇や4度のリーグ優勝を経験するなど、バルセロナで数々のタイトルを獲得。公式戦通算198ゴールは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、セサル・ロドリゲス(Cesar Rodriguez Alvarez)氏に次ぐ、クラブ史上3番目の数字となった。

 クーマン監督がバルセロナの立て直しを図る中で退団することになったスアレスは、これまでイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)移籍もささやかれていたが、引き続きスペインでプレーすることになった。(c)AFP