2020.09.27

CARS

英グッドウッド生まれの第2世代ゴースト、登場 よりクリーンに、よりエレガントに

11年ぶりにロールス・ロイス・ゴーストが生まれ変わった。見た目の変化もさることながら、中身の進化に注目すべき1台だ。


116年の歴史を誇るロールス・ロイス一番の成功作、ゴーストがフルモデルチェンジした。2009年に登場した初代ゴーストから受け継いでいるのはスピリット・オブ・エクスタシーと傘だけだという。



初代はベイビー・ロールスと呼ばれ、BMW 7シリーズとプラットフォームを共有していたが、2代目は独自のアルミ・スペース・フレームを採用。車体サイズは全幅5546mm(先代比+89mm)、全幅1978mm(+30mm)、全高1571mm(+21mm)とわずかに大きくなったが、クリーンでエレガントなスタイルへと生まれ変わったおかげか、先代よりもむしろ引き締まって見える。



V12ターボ・ユニットは排気量を6.6リッターから6.75リッターに拡大。最高出力575ps/5000rpm、最大トルク850Nm/1600rpmを発揮し4輪を駆動する。

詳細はまだ明らかにされていないが、市販車初となるアッパー・ウィッシュボーン・ダンパーの採用と、カメラによる路面状況のスキャニングと組み合わせ、伝統のマジック・カーペット・ライドはさらに進化したという。このほか4輪操舵システムや、セルフ・クロージング機構に加え、開ける際もパワー・アシストするエフォートレス・ドアを採用している。


文=上田純一郎(ENGINE編集部)


(ENGINE2020年11月号)

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