【9月25日 Xinhua News】中国ではこの数カ月、飲食業を中心とするサービス産業が新型コロナウイルスにより大きな痛手を受けた。事業再開のペースも製造業と比べ遅れが生じ、1~7月の全国の飲食業の収入は前年同期比32・8%減の約1兆4600億元(1元=約15円)と大きく落ち込んだ。ただ、最新の調査では、回復基調が鮮明になっていることも分かった。

 生活関連サービスの美団点評が先週発表したデータによると、前年同期を基準とした10日時点の中国飲食業の消費復活率は101・0%で、営業再開率は105・7%だった。同社消費促進センターの焦煒銘(Jiao Weiming)主任は飲食消費の動向について、オンライン販売は既に前年同期並みに戻り、店舗消費の回復ペースを上回っていると説明した。(c)Xinhua News/AFPBB News