【9月23日 Xinhua News】中国の伝統漆器の一種「金漆象嵌(きんしつぞうがん)」の「金箔貼り、彩色、象嵌」などの技法を用いて制作された逸品、「五百羅漢座屏(ごひゃくらかんざびょう)」がこのほど、中国北京市で公開された。座屏は座のかたわらに置く衝立(ついたて)を指す。座屏に登場する人物の姿態はそれぞれ異なり、山石や花、鳥なども異なる味わいを見せている。同作品は国家級工芸美術大師の故柏徳元(Bai Deyuan)氏が2年の歳月をかけて制作した逸品で、同大師がこの世に残した最後の芸術作品でもある。(c)Xinhua News/AFPBB News