【9月23日 AFP】ニジェール南西部のティラベリ(Tillaberi)州で8月に援助団体職員のフランス人6人を含む8人が殺害された事件で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が18日、犯行声明を出した。

 8月9日、ニジェールの首都ニアメーから60キロのクーレ国立公園(Koure National Park)で、25~30歳の仏援助団体職員の6人、現地のガイド、運転手の計8人が殺害された。

 IS系の刊行物「アルナバ(Al-Naba)」に掲載され、米テロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)が本物と認めた声明によると、8人は「電撃作戦」で捕らえられた後に殺されたという。

 声明は、武装勢力への対処のため西アフリカのサヘル(Sahel)地域に約5100人の兵力を派遣しているフランスにとって今回の攻撃は「安保上の重大な失態」だとしている。(c)AFP