【9月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は96万1531人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3111万400人の感染が確認され、少なくとも2108万2500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 20日には世界全体で新たに3634人の死亡と25万1863人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1130人。次いでブラジル(363人)、アルゼンチン(254人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万9513人が死亡、681万2332人が感染し、少なくとも259万671人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万6895人、感染者数は454万4629人。以降はインド(死者8万7882人、感染者548万7580人)、メキシコ(死者7万3493人、感染者69万7663人)、英国(死者4万1759人、感染者39万4257人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの95人。次いでベルギー(86人)、ボリビア(65人)、スペイン(65人)、ブラジル(64人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5291人、回復者数は8万484人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が32万3894人(感染875万9032人)、欧州が22万5515人(感染486万5103人)、米国・カナダが20万8769人(感染695万5933人)、アジアが12万6056人(感染728万4199人)、中東が4万2423人(感染180万4644人)、アフリカが3万3953人(感染141万385人)、オセアニアが921人(感染3万1110人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP