【9月21日 AFP】20-21フランス・リーグ1は20日、第4節が行われ、先発復帰したキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が先制を挙げたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は敵地でニース(OGC Nice)に3-0で勝利した。

 7日に新型コロナウイルス検査で陽性となっていた21歳のエムバペは、38分にPKでゴールを決めた。さらにPSGは前半終了間際にアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)がチーム2点目をマークすると、66分にはマルキーニョス(Marcos Aoas Correa “Marquinhos”)が3点目を加えた。

 エムバペは終盤に4点目を入れたかに思われたが、これはオフサイドの判定で取り消しとなり、直後にパブロ・サラビア(Pablo Sarabia)と交代した。

 PSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「彼のパフォーマンスには驚かされた。チームと一緒にトレーニングをしたのは1回だけだったのに」「並外れた能力を持っていることを常に証明しているし、どうやって違いを生むかを理解している。それがチームを非常に助けている」とエムバペを称賛した。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝で敗れた痛みが癒えない中でシーズンの船出を切ったPSGは、これでリーグ戦2連勝。開幕2戦は敗れ、特にオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との2戦目はネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が出場停止となる乱闘で終わっていたが、また立ち直りへの一歩を踏み出している。(c)AFP