【9月21日 AFP】19-20NBAは20日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)はアンソニー・デイビス(Anthony Davis)が3ポイントシュートでブザービーターを決めてデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に105-103で勝利し、戦績を2勝0敗とした。

 デイビスは「自分にはこういう瞬間やプレッシャーでの経験がないと人々は言うが、準備はできている」「ああいうショットを打ちたい」と話した。

 レイカーズではデイビスが31得点9リバウンド、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が11リバウンドを記録し、ニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)の得点により試合時間残り20.8秒で103-102とリードするなど気迫のこもったプレーを見せたナゲッツを退けた。

 試合終了にかけて一気に11得点を奪ったヨキッチは、結局この日30得点6リバウンド9アシストをマークしてチームをけん引。他にはジャマール・マレー(Jamal Murray)が25得点を記録し、ナゲッツは接戦となった第4クオーターで奮闘したが一歩及ばなかった。

 ヨキッチは「チームは本当に頑張ったし、いい勝負をしたと思う」「試合には負けたかもしれないが、いいプレーができたと思う」「追いかける時間帯がほとんどだったが、そのたびに反撃したし、顔を上げて次の試合に臨もうと思う」と話した。

 NBAファイナル制覇を求め、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)からのトレードを志願していたデイビスにとっては、今回のブザービーターはキャリアを象徴する瞬間となった。

 ジェームズも「特別な選手の特別な瞬間だ」「ショットを決めるかどうかではなく、とにかく打つという気持ちがあるかどうか、そして結果を受け入れるということだけだ」とコメント。レイカーズはこの後22日の第3戦で戦績を3勝0敗とすることを目指す。(c)AFP