【9月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は95万7948人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3084万9800人の感染が確認され、少なくとも2087万1300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 19日には世界全体で新たに5089人の死亡と29万1505人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1133人。次いで米国(786人)、ブラジル(739人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万9268人が死亡、676万6631人が感染し、少なくとも257万7446人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万6532人、感染者数は452万8240人。以降はインド(死者8万6752人、感染者540万619人)、メキシコ(死者7万3258人、感染者69万4121人)、英国(死者4万1759人、感染者39万358人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの95人。次いでベルギー(86人)、スペイン(65人)、ボリビア(65人)、ブラジル(64人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5279人、回復者数は8万477人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が32万2661人(感染870万9926人)、欧州が22万5223人(感染482万5798人)、米国・カナダが20万8518人(感染690万9376人)、アジアが12万4713人(感染718万3805人)、中東が4万2093人(感染178万8575人)、アフリカが3万3829人(感染140万1274人)、オセアニアが911人(感染3万1053人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP