【9月20日 AFP】ドミニク・ラーブ(Dominic Raab)英外相が今週訪米した際に護衛を務めた警官が、米国からの帰国便の機内に銃を置き忘れ「職務から外された」ことが、報道や警察の話で19日に明らかになった。

 英大衆紙サン(Sun)によると、帰国便が18日早朝に首都ロンドンのヒースロー空港(Heathrow Airport)に到着した後、清掃員が客席の上にあるケースに入った実弾入りの半自動式拳銃を発見したという。

 ロンドン警視庁(Metropolitan Police Service)は「18日の帰国便での件は承知しており、これを極めて深刻に受け止めている」とした上で、内部調査が終わるまでこの警官は職務から外されていると説明した。

 これまでのところ、外務省の反応は得られていない。

 ラーブ氏はマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官や民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長と会談するため米ワシントンを訪問していた。(c)AFP