【9月20日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2020)は19日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と前年覇者で第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が共に4強入りを果たした。

 ハレプは6-2、2-0とリードしていたところで対戦相手のユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)が棄権したため勝ち上がりを決めた。プリスコバは第11シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)に6-3、3-6、6-0で勝利した。

 第9シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)で準優勝するなど快進撃を続けていたビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を3-6、6-3、6-4で撃破。

 一方、2度の大会制覇を誇る第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)は3-6、0-6で第12シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)に敗れた。

 準決勝では元全仏オープンテニス(French Open)覇者同士のハレプ対ムグルサと、プリスコバ対ボンドロウソバのチェコ勢対決という顔合わせに決まった。(c)AFP