【9月20日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)涼山イ族自治州の美姑大風頂国家級自然保護区でこのほど、国内で初めてアルビノの野生レッサーパンダの姿が確認された。

 同保護区の職員が屋外に設置した赤外線カメラの映像資料を整理していたところ、全身の体毛の色が非常に薄いレッサーパンダが写っているのを見つけた。別のシーンでは一般的なレッサーパンダも写っており、2頭の色の違いがよく分かる。

 西華師範大学生命科学学院の韋偉(Wei Wei)副教授は、この珍しいレッサーパンダについて、中国で初めて発見された変種のレッサーパンダで、原因は「遺伝子の突然変異による白化現象」と考えられると話している。(c)Xinhua News/AFPBB News