【9月19日 時事通信社】新型コロナウイルスの感染拡大に伴う運航停止などの影響で、経営破綻したタイ国際航空がバンコクで機内食を出すレストランを開店した。「搭乗しなくても食べられ、タイ航空の支援もできる」(客の女性銀行員)と話題を呼び、連日多くの来店者でにぎわっている。

 機内食の提供は今月上旬、経営再建の一助にしようと本社食堂を利用して開始。好評だったため、中旬にバンコク中心部の営業所でも始めた。店内に旅客機の座席を設け、フライト気分を味わえる仕掛けとなっている。

 料理がほぼ決まっている機内とは異なり、客はタイ料理、イタリア料理、インド料理などから選べる。値段は1品当たり100バーツ(約340円)前後と手頃だ。

 レストランで案内係をしている客室乗務員カントンさん(27)は「タイ航空の機内食はおいしくて新鮮。搭乗体験を楽しんでほしい」とPRした。(c)時事通信社